日本航空のワンワールド加盟
昨日、日本航空が世界の航空連合の一つであるワンワールドへの加盟を正式発表した。確かに一番近い関係ではあったので「なるほど」と思うぐらいであったが、これが「スカイチーム」であったらそれこそ驚いていたと思う。
その中で一番興味があるのはJALグローバルクラブの会員、それも搭乗実績がほとんどないいわゆるマイラーの世界では「平JGC」と言われている会員の処遇をアライアンス内でどうするか、である。普通に考えればアライアンス内でのベネフィットは一切ないということだろうが、全日空の「スーパーフライヤーズ」が現段階ではスターアライアンス「ゴールド」のステータスを与えている関係もあり、なかなか決め難い問題だろう。下手をすれば競争相手に利用者が流れかねない。世界標準とこの日本の航空会社独特のサービスをどう融合させるか、今後注目していきたいと思う。
飽く間でも個人的な意見だが、いわゆる「平JGC」に関してはこれを契機に管理コスト削減のため、現在のサービスを切り下げる可能性も否定できないだろう。全日空が「スーパーフライヤーズ」制度を維持する限り、顧客の囲い込みには有効の「グローバルクラブ」が解散になることはないと思うが、最悪は管理コスト削減のため100%ないとは断言できないと思う。とりあえずの落としどころは「平JGCは自社内だけに通用する資格」というところだろう。
また、路線や海外空港ラウンジの統廃合も進むだろう。特に香港などは既に同じアライアンスに加盟しているキャセイパシフィック航空が素晴らしいラウンジを提供しており、それに相乗りする形になるかも知れない。個人的にはあのキャセイの素晴らしいラウンジに礼儀を失した日本人が大勢たむろするのは耐えられないが…。
今後様々な点で詳細を詰めていくようだが、加盟他社の思惑、アライアンスとしての方針、JALの思惑などが交錯し協議は大変だと思うが、まずは「利用者ありき」の考えで臨んで欲しいと思う。
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